理念と基本方針
「かえる」の理念
年をとっても、病気があっても、 住み慣れた家で、自分らしく最期まで生活したい。 そんな思いを支えます。 |
「かえる」の基本方針
1.ご利用者、ご家族の思いを大切にします。 2.自己研鑽に努め、安心・安全な、知識と技術を提供します。 3.24時間、365日、在宅生活をサポートします。 4.切れ目のない地域連携に努めます。 |

MENU
「かえる」の理念
年をとっても、病気があっても、 住み慣れた家で、自分らしく最期まで生活したい。 そんな思いを支えます。 |
「かえる」の基本方針
1.ご利用者、ご家族の思いを大切にします。 2.自己研鑽に努め、安心・安全な、知識と技術を提供します。 3.24時間、365日、在宅生活をサポートします。 4.切れ目のない地域連携に努めます。 |
「いつかは訪問看護をやりたい」
これは、私たちが看護師としての第一歩を踏み出した頃から胸に抱き続けていた夢でした。
病院という場で、命に向き合い、心に触れ、看護の本質に何度も立ち返ってきました。その中で感じたのは、“医療は人を治すだけでなく、その人らしい日々を支えるものでありたい”という思いです。
訪問看護に携わるようになってからは、医療だけでなく「その方の生活」に寄り添う視点の大切さを改めて感じています。
ご自宅での看護には、ご本人が長く過ごしてきた空間ならではの温もりがあります。
使い慣れた道具、家族との自然な会話、季節の移ろいが感じられる窓辺——そんな日常の一場面が、ケアを支える背景になることも少なくありません。
そんな日々の積み重ねが、「訪問看護ステーションをつくりたい」という夢へと育ち、このたび念願のステーションを開設する運びとなりました。
ステーション名「かえる」には、ご自宅に“かえる”という安心だけでなく、自分らしさに“かえる”、望む暮らしへ“かえる”といった、多様な願いが込められています。
「かえる」は、単なる医療サービスの提供ではありません。
利用者さま一人ひとりの人生の流れ、ご家族の想いを大切にしながら、その方らしい時間と空間に寄り添う看護を目指しています。
そしてこの看護は、一人の力では成し得ないものです。
医療・介護・福祉の関係機関との連携はもちろんのこと、何よりも、異なる経験や視点を持つスタッフ同士が支え合い、共に成長しながらチームで取り組む看護こそが、質の高いケアを支えていると実感しています。
私たちは、共通の理念を胸に、互いを尊重し、助け合いながら、「かえる」という場で一人ひとりの「かえる」に寄り添う看護を届けてまいります。
地域の皆さまに信頼され、共感されるステーションであり続けられるよう、職員一同、心を込めて歩んでまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。
「かえる」は、日常の延長線上にある看護を目指しています。
私たちは制服や車のロゴを設けておらず、普段着で、普通の車で訪問しています。
それは、医療者としての専門性は保ちながらも、暮らしの中に自然に溶け込む存在でありたいという願いからです。
看護を特別なものとして構えすぎるのではなく、「いつもの日々の中でふと頼れる存在」として、気軽に利用していただけることを大切にしています。